正規表現とエスケープ
◆正規表現でエスケープが必要な文字 正規表現では特別な意味を持つ文字は、そのまま記述すると正規表現で意味のある指定と解釈されるため 通常の文字列として認識させる場合は、直前に\をつけてエスケープする必要があります。 (エスケープとは、\ マークをつけて特殊動作を無効にさせること。) ---------------------------------------------------------------------------------------- エスケープ前 エスケープ後 注意点 \ \\ エスケープを行う文字そのものなので、\ だけの記述はできません。 \ にマッチングさせたい場合は \\ と記述してください。 * \* + \+ . \. ? \? { } \{ \} 出現回数指定文字なのでエスケープが必要 ( ) \( \) エスケープしないと後方参照が作成される。またはグループ化される。 [ ] \[ \] 直前文字の出現回数指定文字なのでエスケープが必要 ^ \^ 行頭を指定することになる。 $ \$ 行末を指定することになる。Perlの場合は、変数の先頭文字である。 - \- [ ]の中に書く場合のみエスケープが必要 | \| / \/ Perlでは / が正規表現の指定になるのでエスケープが必要。 言語によっては、" がエスケープ必要となる。 ----------------------------------------------------------------------------------------