改行コード
\nはLF文字(Line Feed)、 \rはCR文字(Carriage Return)と呼ばれる制御文字 テキストの改行を表現する方法は、システムによって下記3パターンが存在します。 その表現方法が使われている代表的なOSも併記しています。 \n(LF):Unix系OS全般、Mac OS X \r\n(CR+LF):Windows系OS \r(CR):古いMac OS(9以前) コンピュータ上の表現としては\n1文字で扱うのが自然ですが、 もともとタイプライター由来で\r\nが利用されていたという歴史的経緯があります。 (CRが印字装置を左端に戻す動作+LFが紙を1行分スクロールする動作) 改行コード(広義)は以下の2種類であり、システム(ソフトウェア)により片方または両方が使用される。 キャリッジリターン(英: carriage return、CR、復帰) ラインフィード(英: line feed、LF、狭義の改行)またはニューライン(newline、line break または end-of-line、EOL) これらの用語はタイプライターが由来である。タイプライターでは印字装置は固定され、紙の方が上下左右に移動することで、文字送りや行送りが行われる。英語などの左横書きにおける「キャリッジリターン」とは、紙を固定して移動する装置(キャリッジ)を元の位置に戻す(リターン、つまり紙の左端に印字装置が来る)ことである。「ラインフィード」とは紙を必要な行(ライン)だけ上に送る(フィード、つまり下の行に印字装置が来る)ことである。 コンピュータでは、同じ文字コードを使用していても、改行コードは異なる場合があるため、異なるシステム間でのデータの際には、改行が正確に反映されない場合がある。